神経症とは


神経症とは無限運動をしている円盤に例えられる
神経症者ではストレスを受けると神経症円盤を回転するモーメントエネルギーが発生して、円盤は回転し始める。円盤が回転し始めると、神経症者は神経症不安の原因解明とその対策に必死になる。必ず対策を発見しそれを実行するが失敗し、挫折感は更なる円盤の回転エネルギーを生む。この円盤の回転は止めるのは多くの場合難しい。

無為療法とは
無為療法は従来の療法と違って患者に一切の回答を与えない

無為とは治す行為をしないの意味で、禅の悟りの境地である「無」に通じる。無駄な論争を嫌う道元禅と同様、理由を問わず目の前の雑用に精を出すよう指導する。道元禅でもあらゆる解釈を排して単に座禅をする事を要求する。これを「座禅が座禅をする」と言いますが、無為療法でも「雑用が雑用をする」でないとならない。

原因を究明せず、方法を発見せず、治療法を実行せず、失敗もせずとやると、神経症回転円盤に回転エネルギーが発生しないから次第に速度は落ち、最後に停止する。






神経症と化学的平衡
神経症が治るとは森田療法が言う完治とは違う。化学反応の平衡状態に似ていて、反応は右にも左にも行くが、一方的に右に反応がずれた状態を神経症の治りと言う。
我々は化学の授業で化学平衡を学んだ。例えば酢酸を水に溶かすと下に示す平衡状態が現れ、酢酸の分子は3つの状態を同時に維持している。反応は右にも左にも行き、一定温度で一定の平衡を保つ。
CH3COOH(酢酸) CH3COO- +  H+(+-に電離した状態)

酢酸のビーカー中での状態
神経症を化学平衡で説明すると
神経症が悪い状態 神経症の状態 回復した状態 斎藤の状態 健康な人
神経症健康 神経症健康 神経症健康 神経症健康 神経症健康
100:1 10:1 1:10 1:100 0:∞無限大
1日の大半が神経症に張り付いている 神経症ではあるが仕事が出きる 雑用がスムーズに出来て敢えて仕事、勉強、将来を考えない ほぼ神経症全快状態だが、完全にフラッシュバックフリーにはなっていない 脳が神経症状態を全く起さないから神経症とは何か理解出来ない

フラッシュバック(Flash-back)
フラッシュバックは神経症の本質であり、我々は中々根絶できない。フラッシュバックとは突然襲う神経症の激震であり、ちょっとした心のストレッサーで何時でも起こり得る。神経症者では毎時、毎分起きているから何時もフラッシュバックの状態ですが、神経症が治りかけた人、治った人ではこの回数が大幅に減っている。斎藤の現在の発生率は数ヶ月に1回で、ここ迄来るには10年の歳月が必要であった。


神経症の治癒過程
ムードスウィング(心の上下動)は無為療法を実施した直後から殆ど消滅するが、フラッシュバックは簡単には消えない。斎藤の場合、5年経った時点でかなり怪しい時があったが、継続的に無為療法をやることにより、今は数ヶ月に1度位に減少していて殆ど健康な人と変わらない。



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